2016年5月20日
【みのる小紋】手引き真綿紬 ところの
こんにちは!長島繊維です。
5月も下旬。すっかり初夏の陽気となってきましたね。
足利は山の緑がとっても綺麗な季節です。
先日は、最近世界中で有名な「足利フラワーパーク」へ行ってきました♪
藤って近くで見ると、本当につまみ細工の髪飾りのようで感動しました。
さて、今日はそんな自然の中の色から名前をとった紬をご紹介します。
【手引き真綿紬 ところの】です。
この紬は経糸に生糸100%、緯糸に手引き真綿を100%使用しており、
真綿のふんわりとした軽さ・暖かさと、
生糸の光沢のある風合いがちょうど良いバランスで楽しめるのが特徴です。
色はこちら↑【たんぽぽ】
これはその名の通り、たんぽぽイメージです。
【裏葉柳】
柳の葉の裏側の色のこと。これもそのままですね。
淡い若草色でお召しになる方を選びません。
【紺桔梗】
青紫がかった紺色。都会的な印象。
【雪の下】
梅の花に雪がかぶり、紅が白から透けて見えるような色目のこと。淡いピンク。
【常盤】
常盤緑とは常緑樹を指し、松をイメージしています。
常盤とは“永久に変わらない”という意味です。
ただいま新色にも取り掛かっております。紬はまずは糸染めから。
織りあがりを想像しながらの色決めは、難しいけれどわくわくする作業です。
さて、次回は何色でしょう・・・お楽しみに♪