2019年4月5日
京縫・竹屋町刺繍の付け下げ
皆さまこんにちは!長島繊維です。
春爛漫の季節、桜前線は順調に北上していますね。
こちら足利ではちょうど満開を迎えています!
この季節、街中がどんどんピンク色に染まっていくのは
やはり心躍ります♪
さて、本日ご紹介するのは京縫の一つ、
「竹屋町刺繍」の付け下げです。
爽やかなアイボリーの地色に、透明感のある浅葱色の染で裾がぼかされており、その中に小花がところどころ刺繍されています。
この刺繍が「竹屋町刺繍」。
西陣織をルーツにした刺繍で、織り模様のように見える高度な技術が特徴です。京都の竹屋町通りで生まれた技法ということです。
名物裂の一種にも数えられ、とても格調高いものです。
近くで見ると、その繊細さが良く分かりますね。
さりげない雰囲気なので、卒入学式に出席されるお母さまや、春のお茶会にぴったりかと思います。名古屋帯で気軽にまとめれば、観劇やランチ会もいいですね♪