2017年7月13日
今年も。野州麻の八寸帯、できました。
皆さまこんにちは!
毎日猛暑と雷雨が一日で襲ってきますね。いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は毎年恒例の「野州麻」の八寸名古屋帯が
今年も無事に織り上がってきましたのでご紹介いたします。
「野州麻」とは栃木県鹿沼市で生産されている無毒の大麻です。
お相撲の横綱や神事で使われることの多い「野州麻」ですが、
長島繊維ではその貴重な麻を分けていただき、
帯として商品化しております。
今年の帯は、昨年仕入れた野州麻から糸になったものです。
こちらですね。↓
ずっしり。
ここから約10か月ほどかけて糸になり、帯として織り上がるわけですね。
収穫した時は鮮やかなグリーンですが、乾燥させて綺麗な亜麻色に。
その麻本来の綺麗な色を、そのまま染めずに糸にしています。
まったくの無地ですが、奥行きのある表情が魅力です。
自然そのままの布は力強く、やさしさも感じますね。